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デノン POA-3000 3日目

hFEがゼロというのも不思議なので、PNPパワートランジスタを全部取出した。
一個ずつ測定してみると、2SA1095は5個とも140~150くらいを表示する。
特に不良ではないようなので再使用できるだろう。

パワートランジスタが再使用できる見通しがたったのでひと安心。
放熱用のシリコーングリスを塗り直して放熱器に戻した。
3017.jpg
そうなると、相方の2SC2565も取外して、1個づつチェックした方がよさそうだ。
3018.jpg
取外してみると、放熱用のシリコーングリスはほとんどパリパリに
乾ききったような状態だった。
2SC2565も問題なく再使用できそうなので、放熱器の古いグリスをふき取って
新たに塗り直す。
3019.jpg
NPN側も100Ωと1kΩの抵抗は全滅でどれも抵抗値が無くなっていた。
回路図を見ても「ヒューズ抵抗」ではなさそうなのになぜか断線状態になっている。
1μF100Vのコンデンサは特に容量抜けなどはなかったが、あまりに汚いので
105℃品の新品に交換しておこう。
3020.jpg
Rチャンネルもこの部分はやっぱり確認しておく必要があるな・・・・・
1kΩはいったいいくつ必要になるのやら。

コメント

kzy373kzy

抵抗も逝ってましたか
>NPN側も100Ωと1kΩの抵抗は全滅でどれも抵抗値が無くなっていた
抵抗は焦げたり焼けたり見かけで判るのならともかく、見ただけでは全く判らないのでおいら
あんまりチェックしておりませんでした。

電圧の確認などで判るものはともかく、古いアンプ何かはやっぱり全数チェックか、全交換しといた方が無難で何ですよねきっと...。

イシバシミチロウ

あんぷりん様の 作業台に乗って、
アンプが、喜んでいます。

やっぱり、
自分の様な、わからない者を、
アンプ自身は、あんまり、好きではないのでしょうね。

あんぷりん様の作業台に、ずーっと、乗っていたいみたいです。

ありがとうございます。ありがとうございます。

イシバシミチロウ

ど素人の私でも、ヒューズが飛んでいる、とわかったので、
銅線を乗せた(ひょっとしたら、内部をさらに、破壊したのでしょうか?)ら、
音が、出ました。

喜んでいたら、しばらくしたら、アンプではなくて、
家のヒューズが、切れました。

少なくとも、私のやったことは、アンプにとって、
マイナス、ですね。

よろしくお願い致します。

あんぷりん

Re: 抵抗も逝ってましたか
ヒューズ抵抗でない限り、目視で抵抗の良否判断は難しいですね。
自然発生的な故障ではないかもしれないのでかなり手間取りそうです。
抵抗の全数チェックとなると、気が遠くなりそうですが・・・・・

あんぷりん

Re: タイトルなし
飛んでしまったヒューズの代わりに銅線を乗せるような度胸はありませんね。
悪くすれば、発煙・発火・火災の危険性もあります。
とにかく、ヒューズが飛んでいるのが分かっているのなら「飛んだ原因」を
見つけないと、なにをやっても無駄になります。
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プロフィール

あんぷりん

主に70~80年代の「アンプいじり」ほか
やってます。
アドバイスなどありましたら、よろしく。

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