ソースダイレクトスイッチの切換えノイズの原因を探して目視点検を続けている。
きょうはフィルターアンプの部品交換をやってみることにした。

使われていたトランジスタは、東芝製の2SA970/2SC2240のBLランク。
他の部分はトランジスタが交換されているのに、どういうわけか
この部分は古いままのようだった。

チェックの結果、特に劣化しているようには思えなかったが
手持ち品があるので交換しておこう。

無極性接続されていた出力部分のコンデンサを取出してチェックする。

新しそうなものだけに、どれも容量に問題はなかった。

フォノイコライザの出力に直流が重畳しているのかも・・・と考え、
チェックをしてみることにする。

ブルーとオレンジ色のコンデンサがイコライザ素子のようだが、
こんなところに「積セラ」を使うかなあ・・・・・

イコライザ回路のトランジスタは回路図ではNECの2SA991/2SC1841の組合せ。
実機では東芝製の2SC1845BLと、UTC製の2SA1015Lが使われている。
実測値はどちらも400あまりだったので問題はないだろう。
(ローノイズという点ではどうなんだろうか)

入力部分に6.8㎌35Vのタンタルコンデンサが使われていた。
(回路図では4.7㎌)
実測容量は問題なかったが、再使用はしたくないなあ・・・

ちょっと耐電圧は下がるが、手持ち品の4.7㎌無極性コンデンサに
交換しておこう。

基板のパターン側にもタンタルコンデンサが見えている。
負帰還回路の1000㎌にパラになっているらしいが・・・・・
タンタルコンデンサの表示では正面から見て左側がプラス極。
真ん中の太いパターンがアースということなので、裏返しになっている
下側のコンデンサは取付が間違っているな。
コメント
hassy
2021/02/21 URL 編集