雨に会うこともなく、今週も楽しい旅行から無事に帰宅。
ラックスマン機いじりを再開する。
パワートランジスタを取出してチェックし、シリコーンオイルを塗り直した。
いつもの白いシリコーングリスではなかったので手が汚れることもなく・・・

コンデンサの交換作業を始めることにして、まずは電源基板から。
この機種はコネクターが使われていないため端子のハンダ除去作業。

六ケ所のからげハンダを除去して電源基板を取出す。
誰かが外そうとした際に基板取付ステーのネジ頭をナメたらしい。
「ネジザウルス」で楽々外すことができた。

電源基板を取出して目視チェック。
特に不良と思われるものはなかったが、全数105℃品の新品に交換する。

チューブラタイプのコンデンサは個包装され、1個づつ値段シール付き。
立型に比べるとかなり割高だな。

すべての電解コンデンサを取外した。
この際なので、0.1㎌のマイラーコンデンサも手持ちがあったので交換。

コンデンサの交換が終わった。
どれも接着剤で基板に固定されていたため、外した後の接着剤掻き落しに
かなり手間取った。
33㎌100Vのコンデンサは入手の都合で33㎌160Vを使うことになった。
リード線の間隔が同じだったため交換は楽々。

アンプいじりをしながら、かれこれ届いてから1週間になるヤマハ機の
試聴を続けているが、知らせてもらった症状がいつまでたっても出ない。
MC入力で、デノンのDL-103Sを使っての動作はノイズもなく快適だ。
トーンバイパススイッチの切換え時も気になるようなノイズは出ることはない。

症状が出ないことには対策をしても効果の確認ができないし・・・・・
コメント
kzy373kzy
今回お使いのサンハヤトのSC-10ちゅうシリコンオイルは電気絶縁性や耐熱性に優れた潤滑用のシリコンで、ギアなどの潤滑剤に使用することが推奨されているものです。
パワートランジスタとヒートシンク(絶縁用の雲母等も併せてヒートシンクと...)の熱伝導性をを改善することを目的に使用する、熱伝導率の高い放熱用シリコンではありませんので、SCH-20などの放熱用シリコンに塗り替えた方が良いと思いますよ。
2022/11/25 URL 編集
あんぷりん
コレはかなり以前にトランジスタの放熱用としてショップで勧められたものです。
商品のラベルには以下のことが記載されています。
トランジスタの熱伝導材・潤滑剤・離型剤・撥水剤・防水剤電気絶縁剤など応用
(リレーの接点には使用しないこと)
一番最初が「トランジスタの熱伝導材」となっているので真に受けていたんですけどねえ。
2022/11/27 URL 編集